補聴器は海外メーカーのほうが進んでいる?日本製よりも海外製がよい?

公開日:2023/03/15   最終更新日:2024/02/02

補聴器はさまざまな商品が販売されていますが、有名なメーカーはどこか知っていますか?一般的な家電を購入する場合は聞いたことのあるメーカーから好きなところを選ぶといったことができますが、補聴器のメーカーは聞きなれないところばかりです。今回は補聴器メーカーについてご紹介します。

【福岡県】おすすめ補聴器専門店の一覧表まとめ

イメージ1
2
3
会社名池田補聴器株式会社ヨネザワメガネ九州リオン(リオネットセンタ)
特徴50年の経験を活かした、きこえのトータルサポートを提供。来店できない方向けに訪問サービスも実施している。九州各地域および山口県で160以上の店舗を展開。眼鏡やコンタクトレンズ、補聴器、福祉機器などを販売する視聴覚の専門店。顧客の聴こえに関する状態を詳細に測定。個々の補聴器を綿密に調整し、満足のいく補聴器を提供する。
公式サイト

日本と海外の補聴器事情の違い

日本と海外の補聴器事情について知っていますか?双方の違いについて解説します。

日本の補聴器事情

補聴器メーカー、シバントスの調査した難聴者率のデータによると日本の難聴者率は上から3番目に多く、難聴者が多い国ということが分かります。しかし補聴器の普及率を見てみるとなんと最下位です。

難聴者が多いのに日本ではなぜ補聴器が普及しないのでしょうか?日本は税金が安いですが補聴器は一般的には自費で購入します。補聴器は高価なので、普段生活していく上でよっぽど補聴器を必要としない限り購入しないのが現状です。

海外の補聴器事情

海外で補聴器の普及率が高い国は、デンマークやノルウェー、イギリスなどになっています。普及率が高い国は福祉に関する保証が手厚い国という共通点があります。税金が高いですが、社会福祉が非常に充実しているのが特徴。

デンマークはとくに手厚く、医療費や出産費用、教育費が無料です。また在宅の介護に関するサービスも充実しています。補聴器に関しても公的な補助が適応され利用しやすいという背景があるため、社会福祉が手厚い国は補聴器の使用率が高いことが考えられます。

世界の補聴器約90%が6社の海外メーカーから販売

補聴器は海外メーカーのシェアが高くなっています。どのようなメーカーがあるのか解説します。

6大メーカー

フォナック、オーティコン、シーメンス、GNリサウンド、スターキー、ワイデックスが世界の90%のシェアを持っています。スイス、デンマーク、ドイツ、アメリカの企業になっており6メーカーのうちデンマークの会社が3社あります。社会福祉が手厚いデンマークで補聴器の利用率が高いのも納得です。

日本の補聴器メーカーは?

日本の補聴器メーカーはどんなところがあるのでしょうか?メンテナンスや保証が手厚いほうがよいので日本製のものがよいという人もいるでしょう。日本のメーカーはリオネット、マキチエ、コルチトーン補聴器などが挙げられます。有名なところだとパナソニックやオムロンがあります。

・リオネット

リオネットは国内シェア1位の補聴器メーカーです。1948年より補聴器を販売しており、リオネットは防水の商品をはじめて販売したことで有名です。日本は湿度が高いのもあり、補聴器が壊れやすい環境にあります。リオネットは湿度の高い環境と汗などで補聴器が壊れることに着目し、防水性を持たせました。
またリオネットは子ども向け補聴器の制作に力を入れています。難聴になるのは年配の方ばかりではありません。子どもでも使いやすい商品を開発しており、軽量、耐汗、耐衝撃といった特性を持ったものを販売しています。

・パナソニック

パナソニックは1959年にポケット型の補聴器の販売を開始しました。現在販売されているパナソニックの商品の特徴は、使いやすくかつ手入れがしやすいという特徴を持っています。本体に極力すき間をなくすことで水分やほこり、耳あかなどの汚れが入りにくいので故障しにくい、手入れしやすいというメリットがあります。

おすすめの補聴器メーカーはどれ?

おすすめの補聴器メーカーはどれなのでしょうか?特徴を解説します。

おすすめの海外メーカー

海外ではフォナックが世界シェア1位となっています。次にシバントス(旧名:シーメンス)です。
海外製の補聴器は技術革新が頻繁に行われており、フォナック、オーティコン、シバントス(旧名:シーメンス)、GNリサウンド、スターキー、ワイデックスと言ったBIG6の補聴器メーカーの特徴や装着者のご要望に合わせて選択することがおすすめです。

おすすめの日本メーカー

日本でおすすめなのはリオネットです。国内シェア1位のため、全国で取り扱いがあります。リオネットの商品は長く使い続けることを重視しており、販売店で細かなフィッティングをできます。

耳の聞こえ方は加齢とともに変化するため、補聴器を購入してしばらくたつと補聴器の調整と聞こえ方が合っていない場合があります。リオネットは販売店に行けば細かなフィッティングをしてくれるので、長く快適に補聴器を使い続けることができます。

パナソニックも全国で取り扱いが多くフィッティングや点検を行いやすくなっています。パナソニックの補聴器は耐久性が高くすき間が少ないため、自分で普段のメンテナンスがしやすいのも使い続けやすいメリットです。

まとめ

日本は補聴器の普及がデンマークなどと比較すると低くなっています。しかし高齢化が進み補聴器を使う人は増えており、今後も増えるでしょう。海外メーカーが補聴器のシェアの多くを獲得していますが、日本のメーカーも日本らしい特徴のある商品を販売しています。

ある程度シェアの多いメーカーの方が全国的に取り扱いは多いので、とりあえずシェアの多いところをいくつか試着してみるのがおすすめです。試着やレンタルをして自分の耳に合った補聴器を選びましょう。

【福岡県】おすすめの補聴器専門店ランキング

イメージ1
2
3
4
5
会社名池田補聴器株式会社ヨネザワメガネ九州リオン(リオネットセンタ)岩永補聴器九州補聴器センター
特徴補聴器専門店ではなくきこえにかかわる製品の専門店地域密着型の店舗スケールで補聴器の品揃えも抜群聴こえればいいではなく、聴こえの質にこだわる経験豊かなスタッフが確実にフィッティングし最適な補聴器を提案ひとりひとりの聞こえに適した補聴器を提案
詳細リンク

おすすめ関連記事

サイト内検索